さんかく

編み物関連のSNSを見ていると、どうしてそれを編むのかと思うことがたまにある(余計なお世話というものだ)。そのうちのひとつが三角ストール。三角ストールといえばフィンランドかどこかの森の奥深い一軒家で、揺れる椅子に座るスプーンおばさんっぽいおばあちゃん(なんだそれ)が着用しているイメージだ。そうだよあれっておばあちゃんアイテムなんじゃないの?なぜ編み物界隈の人々はこぞってあれを作るんだろ?と常々疑問だったのである。

 

そんなある日、配信で「100均毛糸で三角ストール材料費たったの400円!」的な動画を見かけ、なんとなくやってみるか?という気になったのだった。なんせたったの400円!だし。

 

早速動画と同じ糸を買ってきて編み始める。編み方は至ってかんたんで怪談話を聞きながらでも余裕。ただしかんたんなだけに同じ作業のくりかえしなので、たまに飽きてやすみやすみ、完成まで2週間ほどかかっただろうか。

 

出来上がったものを試行錯誤しながら巻いてみると、あれ?意外におしゃれ?かどうかわからんのだけれど自分には似合っている?気がする。というかわたしは三角ストールを気に入ったのだ。

あんなに何年も疑問符を飛ばしていたというのに、やってみないとわかんないものだなぁ~と感慨深かったという話。

 

って思って検索してみたら普通におしゃれな三角ストールって売ってるじゃん!知りませんでした。